この支援を行う理由は2つあります。
1つは、従業員の確保です。
もう1つの理由は、
オープン当初、子供が2人いるシングルマザーさんが面接に来ました。
その当時は託児所紹介なども謳っておらず、その女性に託児所を調べてください。と頼のまれたのです。
“もしかしてお金無いので先に払ってくれませんか?”とか頼まれるのではないかとお金の心配をしながら谷町9丁目周辺の託児所を調べていました。個人の託児所だったり、有名な託児所だったり、調べれば調べるほどこんな状況で働かなければならないかと考えさせられました。お金がないから風俗をしているのにお金を稼ぐ前にお子様2人託児所に預けるのに10万円もの経費がかかってしまう。
僕は仕事でこの風俗をしています。綺麗事ばかりならビジネスになりません。
僕は従業員を増やしたい、女性はリスクを軽減できて働ける、お客様は新人の奥様と遊ぶ事ができる。誰もが損をしない選択ができると思い託児所支援を実行することを決めました!
支援する事を伝えずそのシングルマザーさんともう一度面接をしました。
その方の仕事の熱意も伝わってきたので支援することを伝えた時のその方の笑顔は素敵でした。
当店の理念にもある通り、女性従業員も顧客様と位置付けています。
顧客様に喜んでもらうことが1番
今でも託児所支援を行っています。
それから月日がながれ
厚生労働省が出した国民貧困率を見た時・・・
子供の貧困は6人に一人と言われています。一人親の場合はどうでしょうか。
一人親の場合は、2人に一人の割合で貧困です。
10万円以下で暮らしている人が2,000万人いるそうです。
絶対的貧困
生活水準関係なく絶対的に低い層または個人。
生活レベル関係なく人が生きていく必要な最低限の衣食住を満たす生活水準以下の層
相対的貧困
生活水準が他に比べて低い層または個人
あるい程度生活水準がありその中の平均値以下の層
「手取りの世帯所得(収入−税/社会保険料+年金等の社会保障給付)」を世帯人数で調整し、中央値(注:平均値ではない)の50%以下を貧困
先進国の貧困率は相対的貧困で計算される
日本のおかしい部分が浮き彫りに出ているのが、仕事あり50.9 仕事なし50.4 要するに働いていても働かなくても貧困なのがこの日本の貧困特徴です。
こういう事態になってしまのには生活保護セーフティネットにも問題がある。
基本的に親などが支援する前提でセーフティネットは設定されていたりする。生活保護を受けるために実家から出て子供と暮らさないと受理できない。生活保護も満額かゼロかという極端なものです。働けば満額もらえない、働いてなかったら満額もらえる。
子供の為に風俗で働き始める女性も沢山います。
この記事などを見て託児所支援を行っていて良かったと思いました。